メキシコの年間行事やフィエスタ(パーティー)と家族

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カトリック教徒が9割以上といわれているメキシコ。その影響を受けている行事がほとんどと言ってもいいでしょう。そしてそのほとんどの行事や誕生日などは家族や親戚で集まることが多いです。

宗教行事としては一番盛大なクリスマス、クリスマス前の12月12日聖母グアダルーペの日の頃からはポサダといわれ、1月6日の公現祭(エピファニー)、2月2日の聖燭節までつながっています。12月に入ると日本は忘年会シーズンですが、こちらはもう12月というとボーナスが出て、毎週末のようにフィエスタがあり、会社でも社外で食事を兼ねてフィエスタがあります。プレゼントを買いまくり、お金を使い込んでしまうというスペシャルな月です。特にクリスマス、24日の夜から25日にかけては日本でいうお正月のような感覚で、家族で過ごすのが普通です。12月はどこも商戦で必死ですが、25日に開けているところはほとんどありません。そして大概のメキシコ人は31日まで普通に働き、元旦を休んで、1月2日からまた普通に働きます。日本は12月25日の夜あるいは深夜になるとクリスマスの飾りを一気に取り払いお正月の飾りになりますが、キリスト教文化のある海外ではだいたい1月の1週目くらい、あるいは1月中まではクリスマスの飾りが残っています。

スペイン、ドイツなどもそうですが、エピファニーの1月6日に三賢者がやってきます。メキシコの子供たちはその三賢者の日にプレゼントをもらうのだと思っていたら、なんとクリスマスイブにもサンタクロースからもプレゼントをもらう家庭が多いそう。過去の歴史からアメリカを敵視している反面、商品、思想、利便性や憧れなどから色々な影響が垣間見られるメキシコです。

その後は3月あるいは4月のセマナサンタ(イースター)という日本でいえばゴールデンウィークのような(といっても法律で定められた祝日は3日)長めの休み。その後は9月16日の独立記念日まで特に何もなく、祝日は日本に比べると圧倒的に少ないです。親としてはありがたいかもしれませんね。

5月10日の母の日はそれは盛大なもの。幼稚園、保育園では子供たちが前々からダンスを練習し、当日は母親を招待して花やプレゼントを贈り、こんなにうちの子供が成長した!と涙涙、感動の舞台を繰り広げます。日本やアメリカでは日曜日ですが、メキシコでは何曜日でも関係なく5月10日と不動。その日はレストランへ母親、祖母、妻を連れていくのが普通で混雑します。ケーキ屋さんも母の日ケーキでクリスマス並みの勢いがあり大忙し。それも母親だけにプレゼントするのではなく、家族親戚で食べますので、10人分くらい、あるいはそれ以上の大きさのケーキを購入します。花をプレゼントするのも普通で、5月は花の値段が高騰。男性が母親や奥さんに購入するのが普通です。母の日は法律で祝日と定められていませんが、多くの会社は午前中のみあるいは休みにしているところがほとんどです。メキシコの母は偉大です。大人になってもママの影響は普遍で大きいので日本人からすると男性の場合は特にマザコンに映るでしょう。あまり連絡しない息子でも月に1、2回は母親に電話しているくらいです。ちなみに私の主人は毎日電話します。母親がシングルマザーや、未亡人になった場合で別居だと様子を伺ったり守るという意味でもあります。

たいして6月第3日曜の父の日というのはかなり静かです。家庭に愛情を注いでいる父親はきっと祝ってもらっているだろうと思いますが、全く母の日の勢いがすごいので、父の日っていつだっけ?という人もいます。

それ以外は日本でいう七五三にあたるような、洗礼式、初聖体、堅信などカトリックにまつわる子供の行事があります。もちろん家族が中心で、親戚や友達を招いてミサのあと食事、フィエスタをします。

15歳の女の子を意味するキンセアニエラは日本でいう成人式のようなもの、古くは子供から女性になり社交デビューするという意味。聖母を前に感謝のミサがありますが、注目すべきはミサの後。これもまたダンスの練習をして当日に臨み、結婚式並みにカラーのドレスを着て、リムジンに乗って招待客を呼んで食事にフィエスタ。低所得者でも女の子が産まれるとそのために貯金をすると言うくらい。ただし、このお金の使い方には賛否両論あって、代わりに良い思い出になる旅行費用に充てる家庭も少なくないようです。

クリスマス、年末年始に各誕生日、洗礼式、キンセアニエラ、結婚式などはもちろん家族が中心の行事ですが、驚くのは小さい子供からお年寄りまで遅くまで起きていること。日本だと小さい子供たちは早く寝るように言われるでしょうし、お年寄りも若者のカラオケやおしゃべりに付き合っていられないと思うのですが、、とても不思議です。それから日本と違うのは踊ることも多いですね。小さい家族の集まりから大きなフィエスタまで若い世代からお年寄りまでみんな踊ります。

それから普段レストランへ行くのも両親、子供、おじいちゃんおばあちゃん、たくさん揃っていくこともよくあります。これはラテンアメリカらしいところで、アメリカなどのようにレストランへ行くのに子供を預けるというのはあまり普通ではありません。ですので、小さい子供を連れていけるレストランや食堂が多く、週末は特に大勢のグループが食事を一緒にしています。

メキシコの宗教、行事、家族は切って離せない関係にあります。

エピファニーに食べるパン
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