メキシコの子供番組と教育

スポンサーリンク

オンセニニョス(国営11チャンネル(Onceオンセ)+ニニョス(子ども))という子供むけの番組があります。独自制作の番組の他、セサミストリート、カナダやイギリスなどの英語圏、ドイツ、フランスなどヨーロッパ圏の番組がスペイン語に吹き替えされて放映されています。これがなかなか良く、うちでも子供によく見せていますし子供も大好きです。

独自の番組では、大気汚染の話や、肥満の予防のため体を動かそうと歌ったり踊ったり、色々な家庭(核家族、同性カップル、祖父母や叔父叔母と一緒の大家族、シングルペアレントなど)があること、みんなそれぞれ違うということなどを子供たちに教えています。キャラクターたちが小学校へ訪問したりで子供たちも大好きなよう。うちのおじいちゃん、おばあちゃん自慢のような紹介エピソードや「こうなった時はどうする?」などの問いかけにはよく「おばあちゃんに報告する」と言う子供が多いのですが、メキシコでは祖父母と住んでいることも多く、且つシングルマザーが多く、祖母が面倒を見ている家が多いからだと思います。また家族というスペイン語はFamiliaで、日本語は家族というと住んでいる核家族のことを指しますが、こちらでは親戚も含めFamiliaと言っていることがほとんどです。一緒に住んでいなくても、何かにつけ会うことが多いFamiliaも。結婚式やお正月は日本もそうですが、誕生日、洗礼式、クリスマス、大晦日、それ以外普段も祖父母一緒に日曜日に食事をしたり、何かと週末こじつけてフィエスタ(パーティー)をしたり。日本だと子供の誕生日会は子供のもので、小さいうちはパパママ、兄弟の家族だけで祝うことが多いと思いますが、こちらは3歳の子供の誕生日のゲストは100名とかも普通です。

またその番組で週末は朝早くから番組が始まるので、「君は番組を楽しんで、おうちの方を休ませてあげよう!」と、これはびっくり、素晴らしい企画だと思います。私も子供が生まれた時、メキシコ人で自営業の先輩ママから「子供に合わせるんじゃなくて、子供をあなたに合わせていくのよ!」と言われました。メキシコ人は子供大好きですが、子供だから、、と贔屓するのではなく、一人間として尊重している気がします。

学校教育については日本とほぼ一緒の3,6,3,3、4制、義務教育が幼稚園3年、小学校6年、中学校3年は近所へ通い、それ以降は入試によって高校、大学などへと進学を決めますが、高校も義務教育とされています。義務教育、教材などは基本的に無償ですが、家庭の所得状況などにもより途中退学することも。公立校では人数の多さから2部制(小学校なら8時から1時、1時から6時)で幼稚園からかなりの量の宿題があるそうなので、各家庭での教育の関心にもよると思います。また成績評価はかなり厳しく、問題があると小中学生でも再履修をするそう。学校教員の指導力が低いことも大変問題になっています。家庭が貧しく、常に屋外で働いているなどの場合、子供が勉強するよりも家業を手伝うほうが親にとっては助かります。就学率は6から12歳が98.4%、13から15歳で84.5%、16から19歳では64.4%と高校へ入るとぐっと下がります。

現地幼稚園での宿題は、日本人の両親が困惑することもよく聞きます。片親でもメキシコ人だとすぐ分かるのですが、「文字や絵をなぞってSOPAを貼りつけなさい」というのはよくある宿題ですが、Sopaは辞書では「スープ」で、まさか小さい文字や星の形をした乾燥パスタのことを言っているとは思わないからです。翌日の授業で使うために色画用紙を切っていったり、イラストを描いていったり、どちらかというと母親の宿題だと言えます。困るのはいきなり教材や服装を指定されることで、春の日(ミツバチや花などの仮装をする)、母の日、独立記念日、死者の日、クリスマスなどある程度前もって予想しておく。それ以外は例えば海賊の衣装を指定されたら、段ボールや色紙などで夜なべして服や剣を作ったりする。というのはうちの義母のアドバイスです。

メキシコでのモンテッソーリの幼稚園も人気が高いそうですが、認定でないところもあるらしく、本場のモンテッソーリは生後6か月で体験見学を申し込んでちょうど時期がよいくらいだと教えてもらいました。またモンテッソーリ玩具は小児科や各家庭によくあるのを見かけます。

私立の学校だと、もちろん公立のように2部制の遅い時間に当たることもばければ、色々教材なども含まれていることがあったり、幼稚園から宿題をさせてくれるコースなどがあり、家に帰ってから宿題をしなくていいので働いているお母さんなど大助かりです。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です